Une lumiere rouge ~ 赤い光 ~

夜11時を廻ると いつものように
大きな音楽が鳴り止まぬ 明け方まで。。。
眠れないで 机のランプをカチっと入れると
また途轍も無く遠~い場所へと 灯りは向けられる.....☆
それは 1970年の終わり。私が3つだった頃のこと。
時々、小銭を握って 一人でおつかいへいった。
『タバコ屋のおばちゃん』のところまで。
自宅からそう離れていない おばちゃんの元へ辿り着く手前
いつも 必ず足を止めてジっとみてしまう場所があった。
灰色のトタン造り 扉が20cmほど開いているガラス工場。
昼間なのに 真っ暗なその闇の中で動いている
怪しいマスクと ゴ~グルをつけた宇宙人が
とても怖かった。
赤い火花と円盤から 目を離せないでいると
その宇宙人の視線が 何となく自分を意識しているようで
ハッ! として おばちゃんのところまで全速疾走。
いつものように ラムネのアイスをご褒美にもらうと
ご機嫌になって 来た道を戻るのだけれど。
帰りは 工場の前を通るのが 恐ろしく感じて
小走りに逃げてゆく。(アイスかじりながら。。)
そんなすっかり忘れていたはず の記憶が
真夜中 ひょんなことから 今ここで蘇ったせいで
あの頃の 色んな忘れモノがでてきてしまった。w

次は、黒いボストンバッグのおじさんの話。
categorie :不思議な出来事
TOP